私らしく働く女性のミカタ

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働く女性 私らしい働き方 ★1.就職・入社したころ

私らしい働き方

働く女性にフォーカスしたことを書いてみたいと思います。よそから引っ張ってきた知識では文章が書けませんので、私の過去から女性が働くとは?女性が長く働くとは?女性の管理職とは?これからの女性の働き方とは?などを考えながら書いていきたいと思います。

 

1.就職・入社したころ

 

私は、短大卒業後、人口の多い世代の大変な就職活動を経て、20歳で今の会社へ就職しました。それから20数年、ずっと働いています。

 

私が就職したころは、女性は雑務などの一般職、難しい仕事・きつい営業職などの総合職は男性が担うといった時代でした。

今の会社は、男性は大卒を募集していましたが、女性は4年制の大学卒でなく、短大卒だけをとる会社でした。大卒で就職がうまくいかなかった同級生は多かったので、今となっては短大卒でよかったなと思います。

短大卒の若い子、大卒より安く雇える子を採用するのです。他の会社でもそういった募集内容は多かったと思います。ある会社の面接では20人くらいをいっぺんに並べて、端から自己紹介をさせられ、その一回の会話で合否が判定されました。男性社員の結婚相手のために見た目の美しい子だけを採用するのではというような面接でした。女性は結婚したら寿退社することも多い時代でした。しかし、今思えばそんな会社に不合格でよかった、と思います。

 

そうして、今の会社に入社が決まりました。男性の多い会社でしたので、最初の配属先は男性10名女性2名というような部署でした。

私はもともと地味でおとなしいタイプでしたが、やる気だけはあったので、先輩方に可愛がっていただきました。私にとっては女性がいっぱいいる会社で埋もれてしまうより、地味なタイプでも、女性というだけで目立つ存在でいられたこと、目をかけて育ててもらえ、仕事も覚えていったことで、自尊心を高めることができました。

仕事は定番のお茶くみから男性社員の補佐の事務作業まででしたが、それでもパソコンなどの講習会に行かせてくれたりする上司もいて、スキルアップすることもでき、恵まれた新入社員時代だったと思います。

毎日皆さんにお茶やコーヒーを淹れ、ワープロを覚え、パソコン操作を覚え、男性社員の代わりに入力作業を手伝うような毎日を送っていました。

 

 

同期の女性の中には、補佐的な仕事ではなく、自分で資格をとって前に出る仕事がしたいと言ってやめていった子もいました。

私は、誰かのために何かをするという「補佐の仕事」がそもそも嫌いでなかったのもあり、「女性だから補佐の仕事」ということにも何の疑問も嫌悪感も抱くことはありませんでした。

 

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入社員の頃は、3時になるとコーヒーの淹れ方からじっくり教えていただきました。

女性の先輩から給湯室でそのほかにもあれやこれやいろいろ知らない話を聞く機会もあり・・・

今思えば、あの頃のそんな時間は、貴重なぜいたくな時間だったかもしれません。

コーヒーは苦みも酸味もつよくなくまろやかな味で、香りがよいものが大好きです。

今はカフェオレが好きでよく飲みます。