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大学受験 親ができること 8.出願までの準備、出願時の注意

大学受験において親ができること

 

8.一般受験 出願までの準備、出願時の注意

入試要項をホームページからとる

・まずは、入試要項を読むこと

受けると思う大学はすべてホームページをブックマークする。

一般受験では、受ける予定の大学が決まったら、出願する可能性のある

すべての大学の入試要項をホームページからダウンロードする。

今は冊子でなくデータでホームページに掲載されるので、ダウンロードしておく。

ページ数は多いが出来たら印刷しておくとよい。

当日そのまま子供に持たせることもできる。

 

確認することは、まず、

受験方式、出願締切日、受験日、合格発表日、入学手続き(入学金納入)締切日。

その次に、出願必須事項、受験料、受験場所、受験時間だ。

 

受験校最終決定にあたり、おのおのの選ぶ受験方式、日にちによって、

対策が変わってくる。

ここが、合格のポイントだったりするので要注意だ。


 

入試要項でみるところ

・受験スケジュール

申し込める日から締め切り日までの出願期間が意外とはやいので注意。

入力必須事項をあらかじめ確認しておこう。写真や、作文が必須の大学もある。

大学、受験方式によって締め切りが違うので、締め切り日は要チェック。

私は、パソコンで、カレンダーの書式を準備し、

それぞれの大学ごとに、出願、試験日、合格日、入金締め切り日までを

全部いっぺんに見えるように作成して作戦を立てていた。

 

・受験方式・試験概要

受験方式や学部ごとによって、

日程、受験科目、試験時間、科目内の試験範囲(古文がいるかなど)

英語検定を使うか否か、各科目の配点も違うので要注意だ。

うちの子の場合、英語の配点が高い大学は最終的には避ける受験となった。

子供に向いている方式を見つけられたら、一歩合格に近づくだろう。

また、募集人員が少ない受験方式ばかりを受けてしまわないよう注意が必要だ。

全学部日程や、共通テスト利用英検利用など楽な試験方式は、各学科5名など

という場合も多い。その場合は、倍率ももちろん高い。

 

・UCARO(ウカロ)サイトへの登録

ここを経由して登録する大学がある。

・併願できるか

同大学ないでの他学部ごとの併願ができるか、日程を変えての同学部の併願が

できるか、2科目受験・3科目受験などの併願ができるか、英語検定あり・なしでの

併願ができるか。

・出願の流れ

入力、入金、郵送(調査票など)の段取りを確認しておきたい。

また、簡易書留等で出すため郵便局の営業時間も調べておこう。

・合格した場合の流れ

入力、入金(銀行)、郵送(入学手続き書類)の段取りを確認しておきたい。

また、第一志望でない場合の延納期限、入金してしまったが第一志望の別大学に

受かった場合の入学辞退期限も確認しておこう。

・補欠合格の流れ

最後に補欠になった場合のシュミレーションを読んでおこう。第一志望であればある程

この可能性が高くなる。補欠からの繰り上げ合格も大いにある。

・後期日程

後期日程がある大学はあまり多くないため、志望校に後期日程があった場合は

要チェックである。

 

出願時の注意

・倍率

同じ偏差値の学部でも違う。大学自体も人気や立地によって倍率が違う。

同じ大学でも受験方式によって倍率は違う。

倍率はホームページで逐一出るが、入試要項やホームページに記載があれば、

過去の倍率と、その方式の合格者数を見ておくとよい。5人の募集に5人しか受からない

場合と、倍率は高くても50人受かっているのとでは、可能性が全く違うからだ。

募集人員のわりに合格しているかどうかを見極めよう。

また、2科目受験などの簡単な受験方式より、3・4科目受験などの難しいほうが倍率は

低くなるので、合格の可能性は高くなる。

うちの子の場合、締切間際になってふと思いつき、行きたい学科で大学を広くみて、

通えないところだが、有名な大学だったので、選択肢にして受験したところ合格を

勝ち取ることができた。そこは立地が悪かったため倍率が低かった。

 

・日程

偏差値の低い大学群から先行して試験、合格日、入金日がある。

先に受けた大学の合格により入学金を払うほうが先か、後に受けた大学の合格発表が

先かを見極めてなるべく出費しないで済むスケジュールを組みたい。

親の希望と、子供の受験希望によってはうまくいかないこともあるが、

そこはチェックしておこう。

また、2月に入ると大学の試験日が被る場合が多い。被ったら逆にチャンスでもある。

他の大学に受ける人が多ければ多いほど、子供の受ける大学の受験者が減るからだ。

つまり被った日にどこを受けるか、が、大事なポイントなのである。

 

・共通テスト利用

共通テスト利用の受験方式は募集人員も少ないし、倍率も高いので、ある程度

子供の持っている偏差値より低い安全校を受ける傾向にある。

共通テスト利用は共通テストの点数から合格者を決めて、その大学では受験しない

ため、一般受験よりも割安で出願できる。

また、同じ大学や学部で併用すると、割引されるところもある。

うちの子が受けた大学は、一般を受けると併願で無料で受けられたので

迷わず申し込んでおいたら、なんと共通テスト利用で合格できた。

うちの子は共通テストの点が思ったより良かったため、安全校だけでなく、

共通テスト利用でもう少し上のランクの大学も受けておいたら受かったかもしれない

と後々思った。お金もかかるし、見極めは難しいところ。共通テストがうまくいくのか

一般試験がうまくいくのかは、わからない。

なかなか、作戦通りには進まないものなのである。

 

・準備するもの等

もちろん、私立大学一般受験は、パソコンでの出願となる。

入力した書式や、宛名を印刷して貼って出願する大学もあるので、

プリンターの接続状況もあったほうがいい。

角2の封筒、きちんとかけるボールペン、のり。

クレジットカードで支払いができたほうがいい。(親名義で大丈夫)

出願が完了したら、受験票は、自身で印刷して持ち込む場合が多い。

 

 

受験は子供の頑張りと親の作戦にかかっていると思う。

子供がどこまでもあきらめない限り、親もその頑張りに手を添えてあげたい。

受験方式、倍率、配点、日程、少しでも受かる可能性を見極めて、

第一志望校(チャレンジ校)、併願校、安全校と

着実に合格を勝ち取る作戦を練らねばならない。

そのためには、入試要項をよく隅々まで読んで研究しておきたい。

 

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