私らしく働く女性のミカタ

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男性社員の育児休業 パパが育休にしてほしいこととは

法律の改正に伴って、社内規定でも育児休暇の範囲や種類が増えました。

そこで、男性が育休をとるにあたって、パパさんが育休をとるなら、

ぜひしてほしいことと、パパさんの心構えについて書きたいと思います。

 

 

産後1ヶ月の育休にしてほしいこと

これまでは、私の会社では、男性は、奥さんが産気づいてから生まれた後まで

5日ぐらい特別休暇をとることができました。

出産の立ち合いや付き添い、退院の送迎、出産届の手続きに費やすために

取られていたものと思われます。

 

これが、今回その他に、出産後育児休暇として1ヶ月近くとれることとなりました。

パパさんは何をすることがいいと思いますか?

赤ちゃんのお世話をするぞーと張り切っている男性の方もいるかもしれませんが・・・

 

できたら、まずしてほしいことは、「家事」です。

赤ちゃんが生まれたばかりのママさんは、赤ちゃんにつきっきりになります。

赤ちゃんのお世話を始めたばかりのママには、

赤ちゃんのお世話をパパに頼む余裕はありません。

そして、たとえ母乳であたえてなかったとしても、関係ありません。

一秒たりとも赤ちゃんから目を離すことはできません。

とてもじゃないけど、目を離す気持ちにはなれないのです。

 

そこへきて、パパさんも育休となったら、

赤ちゃんのお世話、自分の身支度、自分の食事のほかにも、

パパのことも気にかけなくてはならなくなる、という書き込みをよく目にします。

パパさんはそんなことを望んでいなかったとしても!です。

 

だから、パパさんが一番にしてほしいのは「家事」なのです。

赤ちゃんとお世話をするママさんを横目に、幸せをかみしめながら、

掃除したり、洗濯したり、ごはんを作ってくれたら、

ママさんの負担はとても楽になるでしょう。

そして、ママに余裕ができてから、赤ちゃんのお世話を申し出てほしいのです。

そしたら、ママさんもその余裕からパパさんにゆったりと教えることができます。

ママさんもイライラすることなく、

頼りないパパさんにも赤ちゃんをゆだねるゆとりができるのです。

 

どうして、先に赤ちゃんのお世話を申し出るのがよくないのか、というと、

育休は

ママは赤ちゃんのためにとるものであって、

パパはママのために取るものであると考えるからです。

 

赤ちゃんの世話をしたがるパパさんを見るママには、

パパさんは、新しいおもちゃを欲しがる男の子にしかみえません。

パパさんは、1ヶ月先までの期限付きの育休でお世話をしますが、

ママさんは、これから先の長い闘いを見据えながら、お世話をしているものです。

 

家事をするのが素敵なのは、

パパさんが家事をしてくれることは、

「赤ちゃんのためでなく、ママさんのためにしている」ことだということが、

言葉を介さなくてもママさんに通じるのことなのです。

その愛をママにかみしめてもらってから、かわいい赤ちゃんのお世話ができたら、

とても楽しい育休タイムをおくることができるでしょう。

 

出産して1ヶ月のママさんは、それでなくても

自身の体が不安定です。そこへきて、寝不足、心労の連続。

赤ちゃんがにこにこして癒されるのは、もう少し後になってからなのです。

必死の1ヶ月。

心強いパパさんが近くにいたら、今後の家族のカタチが

素敵になることは想像に難くありません。