私らしく働く女性のミカタ

働く女性 私らしい働き方、子育て 親としてできること、伝えたい。。。

働く女性の悩み 女性管理職を目指すか①

働く女性の悩み

 

女性管理職を目指すか 私の現在地

 




今、私は準管理職の立場で働いています。

私の会社で管理職になるには、昔は「志願制」で、なりたい人が昇格試験を受け、上司の推薦を受け、晴れて平社員から管理職となる、といったシステムでした。

 

その後、女性活躍推進やダイバーシティといったものに会社も取り組み始めたころから、「志願制」ではなく、「任用制」になりました。ある程度の条件(評価成績や資格取得)を備えた者は、よほどの訳ありでなければ管理職になっていく、という仕組みにかわりました。

そこで私は準管理職となりました。

 

それからは、男性も女性も、管理職になりたい人もなりたくない人も管理職になっていくシステムになっていきました。

給与の制度もその時に変更となり、いわゆる一般職のままでも年功序列方式で上がっていくものが、ランクごとにあがる給与方式に変わりました。

 

男性はあまり考えずに、上を目指すことを当たり前としていく人が多いように感じます。給与のこともありますし、プライドもあるのでしょう。

 

会社がもし未だに「志願制」だったならば、私は、まだ一般職のままだったと思います。もともと会社でそういう上を目指すといったモチベーションを習ってこなかったこともあります。女性はいつでも男性の補佐でした。それでも、人のために尽くすことが嫌いでない私にとっては、特に問題のあることではありませんでした。

 

そして、女性には、結婚や出産などのライフスタイルとの両立、残業などの体力との相談、管理職となる責任のプレッシャーなど、男性よりも管理職になろうと思う際に、考えることが多いような気がします。

 

私も多分に漏れず、いろいろ考えるところはあります。

私の場合、会社が女性管理職登用に気合を入れ始めた時期には、だいぶ子育てがすすんでいました。そのため、「任用制」で準管理職になった今もまだ余裕がある気がします。

私の会社では、もっと上の役職についている女性は独身や子供のいない方が多いです。

 

 

これがまだ若くて、出産前とか、まだ小さい子を抱えている中での、選択にせまられていたら、悩みが大きかったでしょう。

そして今の若い人はやる気があります。女性だからと下のポジションで働いたことはありません。男性と同じように働かないと上に上がれないと思っている人が多いのではないでしょうか。やる気がある分、また違った悩みが多いことでしょう。

 

また、私の世代よりちょっと上の先輩たちは、また違った悩みを持っています。

男性と同じに働くというのは、ある意味大変なのだということを知っています。私や先輩の世代は、男女平等でなかった分、「女性に優しい職場」でもありました。

体力的に難しい場面、対面的に男性のほうがいい場合(怖い人との交渉)など、それは、女性に与えられないという負の面でなく、女性にとって楽のできる仕事の種類でもありました。それが当たり前でした。

そういうことを知っている(体験している)先輩たちは、急な会社の方向転換と、衰えつつある体力との狭間で、悩みながら仕事をしています。私は、そんなことはもうできないと管理職になる条件である資格をあえて取らない方を知っています。

 

 

今は、「なんでも一緒」という側面のため、なんでも平等です。それは女性にとっては、厳しいことでもあります。

小さなことをいえば、女性でも残業で一人で職場に残ってしまい、真っ暗な職場を去ることもありますし、運転が苦手でも関係ありません。他の面でも、女性だからと男性を頼ることはできません。それは不平等だからです。

 

私の今の現在地は、会社の波に乗りつつ、「私らしい仕事の仕方を見つけていく」でしょうか。このままもっと上の管理職を歩むのもありかな、とは思っています。

一般職でいる仕事は、とても体力がいります。考える仕事は管理職より少ないですが、若い時と同じことを同じ成果で続けるのはやはり難しくなっていくのだと思います。

管理職になると、仕事の種類が違ってきます。情報も入ります。経験値もあります。今までの経験と知っている情報を駆使して問題を解決することができるようになります。人とのつながりも役に立ちます。

そうやってできなくなる仕事から、できるしごとへシフトしていくということが、私にとっての管理職を目指すことにつながるのではないか、と思っています。

 

 

私は、今年は、自己啓発で簿記の勉強をしています。

仕事に直結していることもありますが、難しいです。。。

テキストはパブロフ派です。

意味が分かってから前に進むタイプなら、ふくしままさゆき先生がおすすめです。YouTube最高。