私らしく働く女性のミカタ

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働く女性 私らしい働き方 ★3.初めての出産に備えてしておきたいこと

私らしい働き方

3.初めての出産に備えてしておきたいこと

★早めに会社に報告すること。

★引き継ぎ準備を早めにすること。

★一人ですごせるマタニティライフを満喫すること。

★生まれたあとの情報収集をしておくこと。

結婚後3年ほどは、遊んでいました。実家から出た自由とまだ20代だったこともあり、

ずいぶん羽を伸ばしていました。

 

赤ちゃんを授かったときは、まず報告するところから始まります。

これは自分から報告しなければ、だれもわかりません。

恥ずかしさでいっぱいなのですが、勇気を振り絞って、上司に報告します。

そこで、出産予定日から逆算して、産休開始予定日を申請するのです。

 

うちの会社は産前6週・産後8週間お休みがつく規定でしたので、

出産予定日の6週前からお休みとなります。

 

赤ちゃんが生まれるのは十月十日といいますが、40週で生まれる計算です。

だいたいおなかに赤ちゃんがいるのがわかったときにはすでに7週目といわれました。

そのためお休みに入るまでには、40-7-6で27週しかありません。

 

安定期前の5か月ごろというと最初の20週まで、つわりの時期や流産の危険性も

考え、なかなか会社に報告ができない方もいるでしょう。

しかし、会社の規定で妊婦の規定があるなら、早めに報告して

特別休暇などをもらって検診にいくなど、利用できる制度は利用しましょう。

 

親切な会社なら、出産の報告を機にいろいろ教えていただけるかもしれません。

私の時は、まだそこまで会社が親切ではありませんでしたので、

自分で会社の就業規則などを調べて妊婦検診時の休暇がとれるか、

産休前にどんな申請が必要かなどを調べました。

 

私は、嘘つくのも苦手だったし、すぐつわりが来て体調がわるかったので、逆に周りに

お知らせしておきたくて、10週目には職場の周りの方々にはお知らせしました。

 

報告をためらっているとお休みまであまり日がないことがわかります。

仕事をスムーズに引き継ぐためにも、代わりの人を見つけてもらったり、引き継ぐ人を

決めてもらったり、ゆっくり引き継ぐためにも、早くから報告しておきたいものです。

 

また、会社側の理由のほかにも、自分の体調の問題もあります。

安定期前はつわりなど、本調子でない日がままあります。

そして出産が近くなると、いろいろな妊婦特有の病気がでたり、不調が出たり

するかもしれません。順調に引き継ぎができる保証がないのです。

切迫流産の危険性で入院した友達もいました。

 

会社のためもありますが、自分のためにも、早くからの引き継ぎ準備は必要です。

うまく引き継ぎができれば、あとは安心して出産に向かうことができます。

 

お母さんの心の安定が、おなかの赤ちゃんの安定につながります。

もし何の問題もなく安定したマタニティライフをおくることができたら、その期間は、

嵐の前の静けさとでもいった、「一人で」活動できる静かな自由時間です。

 

一日一日大切に過ごしてほしいと思います。生まれたら、「二人」になります。

二人になるとほんとに大変です。ひとりのうちにできること、行けるところ、

あんまり無理はできませんが、貴重な時間を満喫してください。

私は、検診帰りに「一人ランチ」をしたことを今でも覚えています。

 

また、会社以外の情報収集も必要です。

市役所などで取り組まれているママ講座、旦那さんも妊婦体験できる講座などにも

いきましたね。保育園の情報も妊婦の時から仕入れておくべきです。

復帰する時期を考えなければならないからです。

 

そして、私が会社で妊婦になった後輩に教えてあげたいことNo.1は、

「妊婦のうちに生まれた後の赤ちゃんのお世話や病気について勉強しておくといいよ」

です。

 

妊婦の時は、出産がこわくて、なぜか出産の勉強ばかりしてしまいます。

しかし生まれたら、もう、ホントにその日からすぐにお世話が始まります。

沐浴や母乳については、産婦人科で教えていただけますが、普段の暮らしのこと、

赤ちゃんの具合が悪くなった時のことは、なかなか、教えていただけません。

 

なんとなくでいいので、赤ちゃんの1ヶ月くらいの初期の発達状況、肌トラブルや

具合が悪くなった時の対応などについて勉強しましょう。

そして昼間はこうやってこの場所で過ごそう、夜はこうやって一緒に寝よう、

などのお世話のシミュレーションをしておくと、うまくはできないながらも

スムーズに出産から育児にステップアップしていけます。

 

私は、出産後、何の知識もなく、突然育児が始まってとても慌てました。

退院後一週間もたたないうちに、赤ちゃんが便秘になったときは、泣きそうに

なりながら、先輩に電話したことを覚えています。

今ならネットの情報も動画などたくさんありますが、当時はそんなに情報が

手に入らなかったこともあるかもしれません。

 

でも今の時代とて、育児が始まれば、お母さんはなかなか寝られません。

お母さんの体を休めることはとっても大事です。

赤ちゃんのお世話以外の時間に勉強している暇はないのです。

そのための準備が少しでも妊婦の時にできたら。

私からのおすすめでした。