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大学受験 親ができること 2.オープンキャンパスに行かせる

大学受験において親ができること

 

2.オープンキャンパスに行かせる

 

うちの子は、高校1年生の時に軽い気持ちで1大学だけ行った。オープンキャンパスの印象がよかったため、2年生の頃はその大学が第一志望であった。

2年生になった時は、コロナ禍真っ最中だったため、オープンキャンパスがほぼなくなり、ホームページでweb開催などを見るだけとなってしまった。まめな男子ではなく、受験に実感もなかったので、大学を検索することにあまり興味を持っていなかったようだった。そして、大学を身近に感じる機会を奪われてしまっていた。それは、いざ志望校を決めていくときに思い入れのある大学がなくて、なかなか大変だった。

3年生になって、コロナが少し治まったころ、予約制でキャンパスの中に入れる時期があったため、いくつか回ることができた。無理矢理にでもいろいろ行ったほうがいいと言い、一緒にも行ったし、友達とも行かせた。普通は3年生になったら勉強が一番でオープンキャンパスに行ってる場合ではないのかもしれないが、実際に見に行くことで効果的にモチベーションをあげることもできたし、後悔しない志望校選びになった。



志望校は早くから決まっていたり、憧れがあったりすると、それが遠い先の受験だとしてもモチベーションを保つのに有効である。
特に男子はその傾向があるように感じる。実際に目にすることで、受験が「現実」に近づく。なんとなくGMARCH日東駒専という傾向の志望校から単体の大学として違いを見つけることができる。偏差値だけで決めてしまってからでは後悔してしまうだろう。

その志望校によっては、英語力重視であったり、共通テストが必須であったり、基礎力が必要であったり、リスニング対策が必要であったり、受験勉強の対策を早めるためにも重要な段取りなのである。

子供が3年生になってからでいいやと思っているなら、親が一声かけて遊びに行く感覚のうちに行かせてほしい。早ければ、東大だって慶応だって夢をもって楽しんでオープンキャンパスに行ける。3年生になって、学力が想定されてきてからでは、もう東大を見学することはない。早いうちに夢を持って高い偏差値の大学を目指して勉強していると、後々本当の志望校が決まっても、勉強の無駄は防げる。


うちの子は3年生になってしまったが、オープンキャンパスに行くことで、勉強時間を惜しんだとしても、行った効果は大きかった。

今、合格して通い始めてからも、「やっぱりここでよかった」という感想を抱くことができたからだ。