私らしく働く女性のミカタ

働く女性 私らしい働き方、子育て 親としてできること、伝えたい。。。

大学受験 親ができること 3.大学のパンフレットを取り寄せる

大学受験において親ができること

 

3.大学のパンフレットを取り寄せる

高校の進学情報の手紙を子供はもらってくるが、生徒向けの勉強の仕方やテストの情報や年間スケジュールの話などが多く、細かい大学の情報は大学のパンフレットを読み込むのが一番である。

 

高校からもらってきた大学受験案内など冊子や、投函されてくるはがきなどで、大学のパンフレットを一括でいっぺんに数校分を取り寄せた。

子供は学校で取り寄せるように指導はされてくるのだが、実際のところ、うちの子は取り寄せる気配がなかったので子供に代わって取り寄せた。何校以上かいっぺんに申し込むと図書カードがもらえたりするが、取り寄せ費用が数百円かかる大学もあるので、確認は必要だ。

 

最初は2年生の時だったが、志望校とその周りの大学、また私大志望だったので、志望校より偏差値の高い早稲田大学から偏差値の低い近所の大学まで、可能性のある限り取り寄せた。ホームページを検索して対応できる方なら必要ないかもしれないが、無料または数百円で届くパンフレットを手に入れない手はない。

また、1・2年生で取り寄せることが大切である。3年生になってからでは、実際に偏差値と照らし合わせて可能性のない大学のパンフレットは取り寄せる気にもならなくなってしまうからだ。初期に偏差値の高い大学が気に入ってそれを目標に勉強すれば、可能性が広がることだってある。

うちの子は、2年の冬にかなり勉強を頑張っていて、このままいったら早稲田大学も目指せるかもしれないと思ったらしく、夢がひろがって、3年の塾の授業は難易度の高い映像授業をとっていた。実際そのまま順調に行くことはなかったのだが、そのおかげもあって今があるのではないか、とも思う。その頃は早稲田大学のパンフレットをよく見ていて、文学部がいいか文化構想学部がいいかで盛り上がったものだ。

 

パンフレットをよく見ておくのも親のできることだと思う。子供は2年生のころは気になった大学しかみないし、3年生になったら勉強時間も惜しい。親が早くからざっと見ておくことで、後々に気が変わったときに(うちの子は志望学部が変わってしまったので)、アドバイスしたり、子供のなかでは想定外であった大学でも子供に合うかもしれない大学を見つけることができる。

また、学部によってはキャンパスが違って自宅から通えないことがわかったり、同じ学部でも大学によって学べることが違うことを把握して、学びたいことに近い大学を見つけることが大切なのだと思う。

うちの子は心理学や民俗学などが好きで、心理学科はもちろん、史学科、芸術科、哲学科、日本文学科などいろいろな分野の学科で学べることが分かった。歴史が好きなので史学科がいいのではと話したところ、うちの子が言うには、史学科は歴史を学ぶのではなく、あらたな歴史を発見することを研究する学問なので、ちょっと違うということであった。安易に学部や学科名で決めると受かってから大変なことになってしまう。大学は奥が深い。

 

 

パンフレットを取り寄せたら、リビングの見えるところにいつでも気になったら見れるようにするのも忘れずに。いつ「子供が見たくなるチャンス」が来るかはわからない。そして、そのチャンスがきたらいろいろ興味のもつ話を持ち掛けて親子で盛り上がってほしい。

 

そのほかに取り寄せた情報源として、私は塾の説明会やYouTubeから基本的な受験の情報や親としての心構えなどを学んだ。偏差値はネットから情報を取り、大学のパンフレットや入試要項から受験日から入学までの流れ、受験方式などを得ることとなる。