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大学受験 親ができること 6.受験の情報収集 親が知っておくべきこと ③費用について

 

大学受験において親ができること

 

6.受験の情報収集 親が知っておくべきこと ③費用について

                   


大学受験は情報戦だ。親だからこそ、手に入れるべき情報というものがある。親が知りたい情報、親が知っておくべきことは何だろうか。

 

 

 

費用(私大文系一般入試の場合)

親が一番知りたいこと、それはお金のことである。よく学費のニュースで、「中学から私立だったら大学までトータル〇〇〇〇万円」、「大学入学後一人暮らしだったら学費と合わせて年間〇〇〇万円」などの概算金額の記事を見かけるが、費用は、現在通っている塾などの費用のほかにも大学が決まるまでにかかる費用がある。

そのほとんどは4月の入学前となる。まとまったお金の実際の準備とともに、心の準備も必要だと思われる(高くてびっくりする)。

 

・参考書

各科目ごとに、3教科であっても、古文単語、漢文、英単語、英文法、長文読解、リスニング対策、日本史の図解、一問一答などの参考書や問題集がある。これは必要経費なので仕方ないが、一冊1000円から2000円は普通ににかかる。

 

・模試

模試は、何回受けたかわからないが、一回分が結構かかる。塾の模試は塾の費用に含まれていた(追加料金だが)。学校の模試や個人で受ける模試は4000円から8000円近くかかるものもある。

ちなみに、英検の受験費用も安くはない。個人で申し込むタイプで、一回につき、一万円前後かかる。こちらは受かるまで受けたいので、落ちたらまたかかるのである。

 

・赤本

うちの子の場合は、5校くらいの準備をした。新刊が一冊2000円から3000円かかる。古本は600円から1500円くらいで手に入れることができた。

 

・出願時 入学検定料(受験料) (私大文系一般入試の場合)

共通テストは、早くにお金が必要。現役なら学校で一斉に申し込むので、10月くらいに3科目で18,800円払った。

一般受験は、受ける大学分だけかかる。さらに1つの大学でもいくつかの方式を受験するなら、その分かかる。よく入試要項を読み込むと、無料になる大学であったり、割引になるセットがあったりするので、要チェックだ。

共通テスト利用がだいたい15,000円前後、一般受験が35,000円前後かかる。つまり1つの大学でも共通テスト利用+日程別(または学科別)で2回受けると、85,000もかかる計算となる。

うちの場合は、計8校、14方式、トータル290,000円(プラス手数料が9,490円!)かかった。これでも無料になった方式と割引を含んでいる。

大学の授業料が高いので、思わずいくつも受けないよう、ここで節約しようとする方もいるが、子供がよっぽどの実力者でない限り、たくさん受けなければ、合格する権利もない。ましてや浪人させる予定はなかった。

私は出願時に、3科目受験のほうが受かりやすいはずなのに、血迷ってさらに2科目受験の出願も追加した。受験は一回なのだが、3科目と2科目両方の採点方式で受ける方式だ。背に腹は代えられない、点数配分や倍率が違うためもしかしたら2科目のほうが受かるかもと思い、申し込んでしまった。結果両方とも受かってよかったのだが、追加料金がかかったのは言うまでもない。

★ちなみに、入学検定料はクレジットカードで支払いができたので、締切時間ギリギリまで申し込むことができる。ただし大学によって締め切り時間が違っていた。チェックは忘れずに。

 

・入学金

大学に合格したら、本命が決まるまで、併願校のどこかを入学担保するために、入学金までは払うことになる。第一志望の合格発表日までに入金の締め切りが間に合えば、払わずに済むお金だ。だがなかなかそうはうまくいかないものだ。

うちの子の場合、最初に受験したA大学にまず受かって、第一志望のB大学はは補欠となり、A大学よりもいいと思えるC大学も受かった。

A大学の入学金納入締切日はC大学の合格発表日に間に合った。C大学の納入締切は、第一志望のB大学の補欠合格発表日に間に合わなかった。結果、ここでもいいC大学さんへは20数万円を寄付することとなった。

第一志望にその後補欠合格したため、入学金は合計40数万円かかったことになる。

★ちなみに、入学金や授業料はクレジットカードが使えないため、平日の昼間に銀行へ直接振り込みに行かなければならない。前もってある程度の計画をたて、合格発表から入金締め切り日までに会社の休暇を予定する必要があるかもしれない(私は休暇を一日あらかじめとった日と、テレワークの日の昼休み中に入金した)。

 

・授業料

大学が決まったら、入学金と授業料(前期分)は、締切がすぐのため、猶予なくすぐに払うこととなる。うちの子の場合、入学金を含めて100万円弱であった。

そこで、前もって準備しなければならなかったのは、100万円の残高がある口座の銀行窓口が家から近いところにはなかったため、いったん家から近い銀行の口座へ預金を移しておく必要があったことだ。そうすれば、現金を持ち出さずに、近い銀行の窓口から振り込むことができる。

入学金等を振り込みに行くと、銀行の方は「おめでとうございます」と言ってくれた。まだ親戚にも知らせていないタイミングであったため、他人からはじめて言われて、それはうれしい瞬間だったのを覚えている。

 

・引越し費用、敷金、家賃など

うちの子は自宅から通えるところに決まったので、かからなかったが、もし通えないところに入学することを決断した場合、3月に決定、その後急いで部屋探し、契約、入居となるため、まとまった費用が必要となる。

もちろん、自宅から遠いところに受験した場合、受験時にも交通費や宿泊費がかかるだろう。

 

費用は、入学金、授業料以外でもかなり消費する。私も、受験料がそんなにかさむとは間際まで知らなかった。知り合いの方で、大学の授業料を見積もって準備をしていたが、他にかかることを知らなかったため足りなくなり、借金をすることになった人を知っている。

もし、授業料は奨学金で、と考えている親御さんがいたとしても、奨学金は入学前には受け取れないし、入学以前にかかる費用が膨大にある。知っていれば、教育ローンなどの準備もできる。お金の準備は、早くから準備するに越したことはない。それを知っておくのは親の務めであると思う。

 

 

・(ちなみに)入学決定後かかった費用 さらにかかるのである

  1. パソコン代 4年間 使うのだから 結構かかる
  2. 入学式のスーツ代 成人式も 着るからと 想像よりもかかってしまう
  3. リュック代 新しいのが 欲しいと言われ ネットでgo
  4. 洋服代 服がない 第一印象 大事よね
  5. 教科書代 うちの子は あまりかからず ほっとした
  6. 定期券代 まずは1月 買ってみたけど 高いよね
  7. お祝いの費用(食事) 子供への お祝いは父 その他から